「メガネなしで生活したいですか?」

→もしも、あなたの答えが「いいえ」であれば

 「メガネをかけるのは一向に構わない」
  「ずっとメガネをかけているのでメガネがないと不安だ」
  そんなあなたに多焦点眼内レンズは不要です。

→もしも、あなたの答えが「はい」であれば、

 多焦点眼内レンズをご検討いただく価値があります。
 多焦点眼内レンズを使用しないで「メガネなしの生活」を実現する「モノビジョン」という方法もあります。
 これは左右で遠くと近くにピントをずらして仕上げる方法です。多焦点眼内レンズの弱点である「薄暗いところ」でも手元が見えるという特徴もありますが、左右差に違和感を感じる方もいます。1%以下ですが、どうしても違和感が我慢できない場合は再手術して両目のピントを揃えることができます。
 現時点ではモノビジョンで手術をし、足りなければ多焦点眼内レンズを追加挿入するのが現時点での一番のおススメです。
 詳しくは院長の診察時に説明いたします(手術対象の白内障の方は全員院長の診察があります)。

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費用など

追加挿入型多焦点眼内レンズは自費診療です

 追加挿入型眼内レンズは公的な医療保険の対象にはなっていません。いわゆる「自費診療」となります。(元々あるドライアイなどの治療は健康保険で対応)
 当院での手術代は25万円~35万円です。

民間の医療保険

 「入院1日○○円、手術1件につき○○円」などというものです。
 個人的に加入するものであり、保険料や給付金額もさまざまです。
 白内障手術において多焦点眼内レンズを挿入する場合は、単焦点眼内レンズを挿入する通常の白内障手術と同じく、給付の対象となる場合がほとんどです。
 入院しての手術のみ対象になる保険などもあるため、詳しくはご加入の保険会社まで直接お問い合わせください。
 給付金額は保険の契約条件によって異なりますが、一般的には「入院1日あたりの給付金」の20倍であることが多いようです。たとえば入院1日1万円であれば片目につき1万円×20倍=20万円となります。

 ただし、白内障がなく、遠視や老眼、強度近視の矯正手術として水晶体を多焦点眼内レンズに置き換える場合は給付の対象とならないことがあります。

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