当院で使用している眼内レンズ

 角膜球面収差という一種の乱視を術前検査の際に解析し、それによって数種類の眼内レンズを使い分けています。
 これらとは別にプレミアム眼内レンズと呼ばれる多焦点眼内レンズ(保険適応のもの)や乱視矯正用単焦点眼内レンズも積極的に導入(約60%の症例で使用)しており、2019年内には80%近くの症例でプレミアム眼内レンズを使用することになる見込みです。
 一部の多焦点眼内レンズを除いて手術時の自己負担額に差はありません。

視力が1.0でも見え方は違う

 すべて視力1.0の見え方です。同じ1.0でも見え方に違いがあることが分かります。
 (左から右に行くほど収差の残量が多い)

良く見えるとはより安全であるということ

 「夕方、暗くなってきた頃、時速55マイル(時速89km)で車を運転していて前方に歩行者を発見し、急ブレーキをかける」という状況を設定して行った実験の結果です。
 テクニス®の場合、0.5秒早く歩行者を発見し、右の図のように45フィート(14メートル)も余裕をもって停車できることが分かりました。

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見え方の違い(シュミレーション)



「目にあわない収差補正量の眼内レンズを使った場合」



「目にあった収差補正量の眼内レンズを使った場合」

「より生活しやすい」眼内レンズを

 当院では「より良い見え方」を追求しデータに基づいて一番はっきりと見えるような眼内レンズを選択しておりました。
 しかしはっきりと見えるレンズは「そこだけしか見えない」ことも多く、「ピント調節の幅が小さい」ため、必ずしも生活しやすいわけではありません。
 このため現在はもともとの眼の状態(近視、遠視、乱視など)や生活スタイル(運転の機会や細かい作業など)に合わせ、「多少ぼやけが残るけれど生活しやすい」ようなレンズを使用することが多くなってきました。
 単焦点眼内レンズ、乱視矯正眼内レンズ、多焦点眼内レンズ、乱視矯正多焦点眼内レンズのどれを使用するか、近視や乱視をどの程度残すのか、左右の眼のバランスをどうするかなどなど、手術前の診察時に話した上で決めています。
 目標は「より生活しやすい」眼内レンズを選択することです。

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